Qudas 0.2.1 の新機能・変更点#

リリース日: 2026-03-13(詳細はリポジトリ内 CHANGELOG.md を参照)

本ページは 0.2.1 における利用者向けの要点をまとめたものです。トップページの概念図(Welcome to Qudas’s documentation!)では、QdPipeline のランタイム/委譲の流れと、QuData を中心としたゲート・アニーリング各スタックとの位置関係を v0.2.1 向けに更新しています。

パイプライン拡張#

0.2.1 では量子・古典をまたぐ処理フローを組み立てるためのパイプライン基盤が拡張されました。

  • artifacts … ステップ間で受け渡す成果物の扱い

  • base … パイプライン/ブロックの共通基底

  • blocksbase_block / classical_block / quantum_block など、役割別ブロック

  • converter … ブロック間・表現間の変換

API リファレンスは パイプライン を参照してください。メインクラス名は QdPipeline`(従来互換の別名 ``Pipeline`)です。

実行結果の統計情報#

アニーリングおよびゲート実行の出力に、集計用の統計情報が付与されます。

  • モジュール: qudas.core.statistics

  • 例: ゲート実行では各ブロック結果に statistics が含まれ、ビット列の一意数や確率分布の標準偏差などを参照できます(サンプル: examples/ および examples/manual/gate_grover_smoke.py)。

VQE サンプル#

変分量子固有値ソルバー(VQE)の流れを示すサンプルが追加されています。

  • examples/vqe/run_vqe.py

  • examples/vqe/vqe_steps.py

0.2.0 からの移行#

0.2.0 と API 互換の範囲でパイプライン内部が整理されています。ゲート/アニーリングの Executor の呼び出し形式に変更はありません。詳細な差分は CHANGELOG.md[0.2.1] 節を参照してください。